20193月、ZURULABO開所。
体があれば、何かを生み出すことはできると思いたい。
立ったり、動いたり、喋ったり、描いたり、書いたり、こいたり
多分わたしは、一生やめることができない気がしています。

心配性で臆病なため、
怪我をして、病気をして、もし何かがおきて、
作ることができなくなってしまったらどうしよう。
そして自分の環境や故郷への謎のうしろめたさ。
そんな恐怖と苦しいきもちをいつも持っていました。
だから不思議なもので、何かを作ることを
呪縛のように忌ま忌ましく思っていたような気がします。

でもやはり、それ以上に、何かを作るということが、
べしゃべしゃ人間のわたしを起立させてくれていたことに、
30歳手前で気づきました。

と、同時に。今まで演じてきた役、描いてきた絵や文章に、
色々助けてくれてありがとう、という気持ちが湧いています。
どこに行っても、どんな環境になっても、
身の回りで予想できない変化があっても
何かを作れるという気持ちと、環境を、自分で整備したい。
自分が作るもので、自分を嬉しくしたい。

そしてあわよくば、恥ずかしいけれど誰かと共有させてもらいたい。
それがわたしの幸せの一つであるような気がします。
そしてあわよくば!誰かの楽しい、になりたい。
末永く、マイペースに、研究予定。
時々覗きにきてください。

2019年3月 小野寺ずる